梅光学院 オープンスクール 

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2019.06.11 (火)

4月の下関「梅光学園」でのオープンスクールの様子です。

久が大きく張り出す正面玄関

ひし形の角の部分が庇として大きく張り出す、正面玄関。

かたち  かたち  かたち2
外観

デコボコに見えますが実は四角を斜めに4つ配した形をしています。

この形にした理由は、動線を多くとることで出会いの確立を増やすこと。

「外に開く」をコンプセプトにしているので、凹んだところを出入り口にしていること。

一見複雑に見えますが、基本は四角なので施工の点でも有効だったようです。

     新しい試み
     
   学び方改革

開かれた学院にするため外からの出入り口はいくつもあります。

先生たちの部屋はなくなり、代わりにそれぞれのロッカーを配置し、そのロッカーもセミオープンに、紹介カードとともに所有物を飾るように配置されています。

教室の多くはオープンで、通路や階段にもプロジェクターを設置、多くの壁や床はホワイトボードでできているため、どこでも授業ができます。随所に現れるミーティングスペースのようなところでは、先生に個人的な相談もできるように。

     
   ひかり  ひかり
ひかり

小堀さんの設計で特徴的でもある、外の光の取り入れ方の工夫。

今回は(も?)、プログラムの解析(BIM)によって設計された説明がありました。

 新しい試み    新しい試み
 新しい試み  

 

その他

講堂になるような教室でレクチャーがありました。通路がギャラリーにも利用できるようになっていて、通る人との出会いも狙っています。また、こちらも壁はプロジェクターの投影とホワイトボードを兼ねたものとなっています。

食堂は一般の方も利用でき、大学では初めてワインも飲める食堂となっています。どこまでも開かれた大学をめざしています。

教授の所有物は、各個人のセミオープンの棚が用意されていて、そこに名前とともに展示されるような形になっています。知の開放だそうです。

 

今発売の雑誌「新建築」で特集されているそうです。ということでブログにしてみました。